カテゴリ:契約書の書き方



医薬ライセンス · 2006/08/21
締結済みの契約書に関連した「修正のための覚書草案」を見たときの話である。当の締結済み契約書名と締結日時が記載されていない。覚書でreferする契約書を指して、「甲と乙が締結した契約書に付いて」とだけ書けばその契約書を特定出来るのは、草案を起案した作者だけである。また、ある時は、契約書締結後の重要な修正覚書がreferされていない。良く調べずに、重要な修正覚書をreferせずにその内容と矛盾した修正覚書を締結してしまえば、後日大きな問題が起こるのは明白である。 何れも、一流化学企業であり、一流製薬企業といわれている企業が関係する事例である。また、ある時は、締結済み契約書の一方当事者甲と当事者でない会社(他の当事者の提携会社)が、締結済み契約書の改訂覚書を締結しようとしている。契約書の当事者でないものがである。又あるときは、締結済み実施権契約書に規定された「別途『供給契約書』を締結する」という条文に従って、『供給契約書』ではなく『取引基本契約書』という名称の契約書を締結しようとしている。何と、『供給契約書』より、『取引基本契約書』という名前の方が内容に合致すると考えたためだという。勝手に