カテゴリ:探索評価



医薬ライセンス · 2006/01/09
Alliance Management 一般にライセンス部門(研究所を含む)が担当する役割には、大きく分けて3種類ある。第1番目は、探索評価である。特に導入の場合には、他社技術や製品の探索と評価を行う。科学的技術的評価、特許及び市場性の評価がある。これがうまく機能しないと欲しい製品の導入で他社に先を越されたり、不必要な製品を導入してしまったりする。第2番目は、交渉及び契約締結である。ライセンスと言えばこの第2番目の仕事が中心となることが多い。第3番目は、契約締結後の推進管理業務である。 第2番目の仕事が巧くいかないと、不利な経済条件で製品や技術の導入・導出をしたり、契約後5年も10年も経ってから、思いもよらない災難が降りかかってくることになる。
医薬ライセンス · 2005/06/25
導出先の探索(1) 医薬品・バイオ技術の導出先を探索するには、まず、導出予定の技術又は製品のprofileを知る必要がある。勿論、研究開発のstageも重要なポイントとなる。例えば、Blockbusterになるような新規作用機序の、しかも、市場規模の大きい領域向けの製品であれば、一般的には、多国籍大手企業への導出が望ましい。 その理由は、世界中のあらゆる国で、統一した販売戦略で製品を販売し、大きな売上げを達成でしてくれるからである。実はもっと大切なのは、導入先が迅速に効率的に開発してくれるかどうかである。多国籍企業が必ずしもそうであるかどうかは分からない。DD (Due Diligence) に入る前の段階で、相手先の開発計画、各契約地域における売上げ予測程度の情報を頂くのは当然である。 多国籍大手企業の中でも、その領域で深い経験を持つ会社が望ましい。ただ、その場合には同一治療領域にある自社他製品との競合状態により、せっかっくの導出品を塩漬けにされることのないないように契約書の条項での工夫が必要となる。契約書の条文を巧く工夫できるかどうか?