ブログカテゴリ:IP



医薬ライセンス · 2006/05/11
License(実施権許諾)契約にしばしば登場するのがsublicensee (or sub-licensee)である。licenseeが更に、ライセンスを又貸し?する先である。 Sublicenseeの指名権をlicenseeに許可することに関して、 ①Licensor側の利点としては、窓口(licensee)を1社だけにして、その窓口が全世界での開発、製造、販売の全てを取り仕切ってくれるので手間が省ける。 ②Licensee側の利点としては、 i)全世界の権利を一手に管理、取り仕切って、その対価として、sublicenseeとlicensor間で「浮いた」手間賃、付加価値等を貰える、又、 ii)自分の嫌いな他のlicenseeが出現する煩わしさを避けることが出来る等である。 Licensorに対し、自身(licensee)が払うのと同程度のsublicenseeからの対価(実施料)を払いさえすれば、sublicenseeから幾ら高額の対価を取っても、通常は、licensorから咎められることはない。
医薬ライセンス · 2006/04/09
このところ日米間協議の話題が多い。牛肉問題、沖縄の基地の一部をグアムに移転する際の日本側負担金の交渉など多くの話題がある。 私は、長きに亘って、医薬品・バイオ技術の交渉に関わり、日々、多くの事例を眺めてきた。医薬品・バイオ技術について言えば、欧米企業が日本企業と交渉するときには、10億円取れれば良いと思っておれば、最初に50億円(状況により100~15億円と幅はある)を提案し要求するのである。大部分の日本企業は、反論するとしても、50億円に対するcounter proposalは、精々、恐る恐るの35億円(状況により80-13億円)で有り、40億円程度で妥結する。この40-10=30をJapan Premiumと言うことがある。なぜ、こうなるのか?