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製品・技術の導出(3)

導出先の探索(1)

 

医薬品・バイオ技術の導出先を探索するには、まず、導出予定の技術又は製品のprofileを知る必要がある。勿論、研究開発のstageも重要なポイントとなる。例えば、Blockbusterになるような新規作用機序の、しかも、市場規模の大きい領域向けの製品であれば、一般的には、多国籍大手企業への導出が望ましい。

 

その理由は、世界中のあらゆる国で、統一した販売戦略で製品を販売し、大きな売上げを達成でしてくれるからである。実はもっと大切なのは、導入先が迅速に効率的に開発してくれるかどうかである。多国籍企業が必ずしもそうであるかどうかは分からない。DD (Due Diligence) に入る前の段階で、相手先の開発計画、各契約地域における売上げ予測程度の情報を頂くのは当然である。

 

多国籍大手企業の中でも、その領域で深い経験を持つ会社が望ましい。ただ、その場合には同一治療領域にある自社他製品との競合状態により、せっかっくの導出品を塩漬けにされることのないないように契約書の条項での工夫が必要となる。契約書の条文を巧く工夫できるかどうか?たったそれだけのことで、虎の子の将来が決まってしまうのである。

 

幸運にも、何社かの導入希望会社がある場合など、舞い上がってしまい、相手先を選別する余裕もなく、目先の金やQPQ(Quid Pro Quo)に目が眩み、導出品本来の育成計画を見失ってしまわないよう、充分な注意が肝要となる。